滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)だった1才の子どもが完治するまで
5回目の耳鼻咽喉科医院受診…改善見られず
4回目の受診から1週間後に行ってきました。いつも通りです。
相変わらず黄色い鼻水が出ている長男。医師が耳の状態を診た後、いつもの鼻水吸引と耳あか掃除をしました。前回同様、耳の状態が悪いようなので、チンパノメトリーで検査をすることに。
チンパノメトリーの結果は…

…予想はしていました。黄色い鼻水が止まっていないんですから。保育園児に鼻水を止めろというのが難しい話です。
いつもの風邪薬と抗生物質【オラペネム小児用細粒10%】を処方されました。
5回目の抗生物質になるので、医師に「抗生物質をいつまで飲ませれば良いのでしょうか?」と質問をしました。
すると、医師からは「今まで抗生物質の効果がイマイチだったので、今回強力なものを出しました。継続して使いたくない薬です。今回のオラペネムの効果を見て、今後漢方での治療にシフトしたりと治療方針を決めていきたいと思っています。」と教えてもらいました。
1週間後、再度受診してくださいと医師から指示を受けました。
自動鼻水吸引器【スマイルキュート】で鼻づまりを改善させる
長男の滲出性中耳炎の原因は、黄色いねばねばの鼻水です。
上手に鼻がかめない長男のために、耳鼻咽喉科医院以外で何かできることはないかと、同じように子どもが中耳炎で困っていた職場の同僚に話をきいてみました。
すると…
【スマイルキュート】という自動鼻水吸引器があり、子どもの鼻づまりに効果的だということを教えてもらえました!
職場の同僚は小児科の友人から、子どもの中耳炎の原因になる鼻づまりにはスマイルキュートが良いという話を聞き、買ったそうです。小児科医が言うことならばと、早速私も購入しました。
結果…
気持ちいいぐらい、黄色いねばねばの鼻水が取れました!!
スマイルキュートの利点として、電気ケーブルを使った自動鼻水吸引器なので、おとなの口で鼻水を吸ってあげる手動タイプのものと違い、子どもから病気がうつりません。(手動タイプの鼻水吸引器で子どもの病気がうつった人の話を聞きますので、お勧めできません。)
また、掃除が簡単です。普段は吸引に使う小さな吸引キッドだけ洗えば良いので楽です。頻繁に使用する鼻水吸引器なので、メンテナンスの簡単さに魅力を感じました。
欠点として、鼻水吸引器を嫌がる子どもも多いことが挙げられます。(どの鼻水吸引器も同じだと思います。)また、他メーカーの有名な自動鼻水吸引器より少し値段が高めです。
欠点というほどではありませんが、鼻水を吸い取るためのコツがあるので、説明書を見ずに使うと上手にできませんでした。私が購入した時は、A4用紙2枚分のクイックマニュアルが添付されていて、このマニュアルをきちんと読んで正しく操作する必要がありました。
利点・欠点を考慮した上で、私はスマイルキュートを購入して満足です。
最初は猛反発していた長男も、スマイルキュートを使うと鼻がすっきりして気持ち良くなることが分かり、嫌がりながらも使わせてくれるようになりました。
6回目の耳鼻咽喉科医院受診…状態が良くなる
5回目の受診から1週間後、6回目の受診をしに行きました。もうすっかり慣れたものです。受付から会計までテキパキ動けるようになりました。
病院のベテランになっても慣れないこと…1才児を静止しながら待ち時間をすごすことでした。
医師が長男の耳を診たところ、良い状態になってきたとのこと。
強力な抗生物質オラペネムと自動鼻水吸引器スマイルキュートのコンビが素晴らしい活躍をしてくれたのでしょうか。6回目の病院受診でやっとここまで来ました。
チンパノメトリーの結果は…

あれだけ平坦だったチンパノメトリーの結果に、山ができている!
黄色いねばねな状態ではないものの、長男はまだ鼻水が出ていたので、医師からはいつもの風邪薬と漢方【クラシエ辛夷清肺湯エキス細粒】を処方されました。
次回の受診指示は2週間後でした。
7回目の耳鼻咽喉科医院受診…良い状態をキープできる
6回目の受診から2週間後、7回目の受診をしに行きました。
耳鼻咽喉科医院の通院をしてから初めての2週間後の受診指示でした。滲出性中耳炎の治療が前進したことを感じられ、嬉しかったです。
長男の鼻水は変わらず出ていました。漢方を飲ませ、自動鼻水吸引器のスマイルキュートを朝晩必ず使っていました。
長男と母の努力が実ってか、医師が診療したところ、耳は前回同様、良い状態をキープできているとのこと。
前回と同じく、風邪薬と漢方【クラシエ辛夷清肺湯エキス細粒】を処方され、医師から「滲出性中耳炎の治療を今回で終わりにします。でも、黄色い鼻水が出たらまた受診してください。」と、一旦通院終了の指示を受けました。
初診から約2か月、毎週のように通っていた耳鼻咽喉科医院。長男の滲出性中耳炎が治ったこと、薬を飲ませなくて良くなったことに安心しました。また、子どもを連れての通院が大変だったので、解放されたことが嬉しかったです。
1才10か月で完全に通院が終わる
医師から通院終了の指示が出たものの、保育園児の長男は速攻で鼻水をたらし始めます。はい、予想はしていましたよ…。
滲出性中耳炎が再発しないように、鼻水が出ている日は、自動鼻水吸引器スマイルキュートを朝晩使用していました。
黄色い鼻水が出てしまった時もあったので、医師の指示通り、耳鼻咽喉科医院の再受診も数回しました。どうしても症状が良くない場合、抗生物質を出されることもありましたが、医師に強い薬を飲ませたくない旨を伝えると、漢方に変更してくれたりもしました。
鼻水がダラダラ出ている時は薬も飲ませ、軽症の時はスマイルキュートで吸引だけしていました。そうしているうちに、長男の体も丈夫になっていき、黄色い鼻水が出ることも少なくなっていきました。
そして、1才10か月。約3か月に及ぶ耳鼻咽喉科医院の通院が完全に終わりました。
薬が効いたからか、スマイルキュートで鼻水吸引をしていたからか、長男の免疫がついたからか…滲出性中耳炎の完治には何が効果的だったかは明確にすることはできません。
ただ、長男の場合、薬とスマイルキュートで滲出性中耳炎が治り、免疫がついたことにで再発することはなくなりました。
3才になった今、長男の耳の聞こえに問題がないことは、育児漫画を見ていただければお分かりになるかと思います。
黄色い鼻水が出ることもわずかになり、スマイルキュートはタンスの肥やしになっています。今回の記事を書くために、久しぶりに引っ張り出してきました。
もう少ししたら、次男にぃくんも使うようになるかもしれません。次男は耳鼻咽喉科医院の常連にしたくないものです。
同じような症状でお悩みのお子さん・保護者の方のお役に立てれば幸いです。
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