言葉が遅いと言われている男の子…1才半まで発語のなかった長男が話せるようになるまで

2019年8月8日

目次

1才6か月:かろうじて「ぶーぶー」とだけ話せるように

小さいころから乗り物が好きだった長男。初語は長男らしい「ぶーぶー」でした。外を見ていた時、道路を通った車を見て言いました。

長男の初めての言葉を聞いて、感動したと同時に、話しだしてくれたという安心感があったことを覚えています。

言葉が遅いことについて、常に不安がつきまとっていました。

1つ単語が言えるようになったから、次々話せるようになるのではないかと期待していました。しかし、他の単語は増えません。

言葉を教えてあげよう

長男の単語が増えないのは、普段の語りかけが少ないせいだ(保育園で色々な人に話しかけてもらってるけど…)と思い、積極的に話しかけるようにしました。

家のベランダに出て、長男を抱っこして30分。
「電車だよ。電車。電車だね。」
「黄色い車があるね。黄色いぶーぶー。黄色だよ。」

簡単な単語を繰り返し、一方的で不自然な語りかけを続けました。

一方的で不自然な語りかけでは長男に響くわけもなく、相変わらず「ぶーぶー」の1単語しか言いません。長男は退屈そうに私の話を聞いていました。

そうだ、現代のおもちゃに頼ればいい

素人の私が言葉を教えようとしたところで、大した効果はないと思い、それなら子どものプロが考えた現代のおもちゃに頼ろうと思い、次々と購入しました。

…節約家なので、中古品とセール品を。

一部抜粋してみました

電池を入れてスイッチを押すと、しゃべったり歌ったりするおもちゃです。おもちゃに夢中の長男。

おかげでたくさん話せるようになりました!

…というわけはなく、面白いおもちゃを沢山買ったもらえ、役得だけで、言葉は一向に増えませんでした。

保育園の担任の先生と面談し、「お母さん心配しすぎですよ」と笑い飛ばされる

長男が通っている保育園では、定期的に担任の先生と面談があります。

面談の際、言葉が遅いため、発達に問題があるかもしれないことを心配している旨を伝えました。そして、今長男のために何かできることがあれば教えてくださいとお願いしました。深刻な話になるかと思い、意を決して先生に相談した私。

結果…「お母さん、心配しすぎですよ!」と笑い飛ばされることに(笑)

人によっては、真剣に話した内容を笑い飛ばされ、イラっとしてしまうかもしれませんが、私は担任の先生の拍子抜けの態度に、肩の力が抜けて気持ちが楽になりました。「あっ、私インターネットの話にばかり振り回されてて、心配しすぎだったんだー」と。

担任の先生から、大切なことも教えてもらいました。

「1才6か月では言葉が少なくても、よっぽど違和感を感じない限り、保育士は子どもの発達に問題がある可能性を指摘しません。判断が難しいからです。」
「今、お母さんにできることは、絵本を読んであげたり、散歩に行ったり、長男君と一緒の時間を大切にしてあげることです。」
「1才6か月の今、子どもたちは親からたくさん愛されていると実感することが、将来大きな力になります。だから、たくさん抱きしめてあげてください。」

私は長男の言葉が遅いことに捕らわれて、大切なことを見失っていました。

その日は長男をたくさん抱きしめて、「大好きだよ」と伝えました。1日10冊以上絵本を読んであげることもありました。

運命の本:【1・2・3歳ことばの遅い子】に出会う

インターネット検索に振り回されるのが嫌で、より根拠が確実な書籍から情報を集めようとしました。本の概要を読み、参考になりそうなものを20冊程読みました。

その中で、ぶっちぎりで一番参考になった本が、中川信子さんが書かれている【1・2・3歳ことばの遅い子】でした。

読むと「心配しなくて大丈夫ですよ。」と言ってもらった気持ちになれます。

私の中の神本です。

1・2・3歳ことばの遅い子で定義している【言葉の遅い子】は
①1才6ヶ月位から2才6ヶ月位までの間でまだ言葉らしい言葉を言わない子や単語をいくつか言うだけの子
②3才近いのに、言葉を2つつなげて言えない子
のことを指しているそうです。

①②の定義に当てはまる言葉の遅いお子さんをお持ちで悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。

1・2・3歳ことばの遅い子を読んだ後に知ったのですが、著者の中川信子さんは、子どもの言語発達の権威で、参考にしている専門家も多いそうです。

私は1才半健診で長男の個別相談をお願いしたのですが、相談した方から教えてもらえたことも、全て 1・2・3歳ことばの遅い子に書いてある内容でした。

本文には専門用語を使わず、 簡潔に分かりやすく必要な情報が書いてあるため、専門知識がなくてもスラスラ読めました。私は1時間で読めました。

長男の言葉の発達で不安になった時は、繰り返し読み、心の支えにしていました。
気持ちが不安定になっていた私のお守りのような本です。

長男が3才になり、言葉の不安がなくなった現在も大切に持っています。

1才6か月。長男の言葉の発達を心配する暗黒期はまだ続きますが、少しずつ前向きになることもできてきました。

本を読んだり、専門知識のある人に話を聞き、言葉の遅い長男のため、母親の私にできることが見えてきたからです。

1才6か月の長男の様子

安心していた長男の様子:

  • 指差し大好きで、指差したものの名前を答えてもらうのが好きだった。
  • 人が大好き。
  • よく声を出して喃語を話していた。
  • コミュニケーション自体は問題なく取れていたように思えた。

心配していた長男の様子:

  • 意味は「ぶーぶー」の1単語のみ。
  • くるくる回って遊ぶことがあった。
  • 寝起きに号泣し、泣き止まないことが多かった。
  • 「犬はどれかな?」等の質問を半分ぐらい間違えていた。
  • 簡単な指示が通らないこともあった。