生後3か月の子どもはスタジオアリスで大号泣だった

2019年5月7日

こんにちは。男の子2人の母、もろこしです!

長男いっくんは生後3か月の時、大手の子ども写真館スタジオアリスで大号泣し、撮影を途中で中断したことがあります。

今回は大惨事だったスタジオアリスでの撮影の話を書いていこうと思います。

スタジオアリスで写真撮影をすることになったきっかけ

会社の福利厚生で、長男を出産したお祝いに、スタジオアリスの写真撮影が無料になる券をもらいました。

初めて聞く名前のスタジオアリス。ホームページで調べてみると、子ども専用の大手写真館で、スタジオの内装や衣装も素敵でした。スタジオアリス公式HP

里帰り出産をのんびりしていたため、父親とお宮参りの写真が撮れていなかった長男。丁度良い機会だと思い、生後3か月の時、お宮参りの写真を記念に残すため、父・母・長男でスタジオアリスの写真撮影に行くことにしました。

万全の準備をして予約したお店に行く

スタジオアリスでの写真撮影当日、お昼寝もバッチリさせ、出発の直前に授乳とおむつ替えもしました。長男がお気に入りのガラガラも持っていきました。

母としてはこれ以上万全な状態はないというぐらいのコンディションです。

初めて行ったスタジオアリス、衣装の多さにビックリしました。
「お宮参りの衣装だけでなく、いろいろな服装を長男にしてもらいたい。金太郎にニワトリにヒツジなんかも可愛くていいなー。」とか思いながら、お宮参りの祝い着以外の衣装も楽しんで選んでいました。長男はまだまだご機嫌です。

あれもこれもと子どもの衣装を選んでいる母に、スタジオアリスのスタッフは「お子さんが小さいと、撮影で疲れてしまうので、衣装は2点ぐらいにするのをお勧めしています。」と教えてくれました。

スタッフのアドバイスを聞き、衣装は祝い着と金太郎の2点に決めました。

撮影開始、悲劇の幕開け

最初の撮影は、お宮参りの祝い着ですることになりました。しっかりした衣装なので、生後3か月の赤ちゃんにとっては重さと暑さはなかなかのものだったようです。

長男に祝い着を着せたあたりから、雲行きが怪しくなってきました。

可愛らしいスタジオのセットで撮影が開始。…したものの、泣き始める長男。

着慣れていない重苦しい衣装に、わけのわからない照明の光、見知らぬ人たちと長男がパニックになり始めました。

父・母だけではなく、スタジオアリスのスタッフたちも泣き始める長男をなだめます。さすがプロ、子どもが泣き出しても慌てることはなく、おかあさんといっしょの歌のお兄さん・お姉さんのようなテンションであやしてくれました。

しかし、撮影はテレビではなく現実世界。歌のお兄さん・お姉さんのテンションも生後3か月の長男には届かず、泣き方がヒートアップしていきました。
大好きなガラガラも全く通用しません。

撮影を続けられる状態ではなくなりました。

長男の気分転換に授乳とおむつ替えをしてみる

スタジオアリスの撮影時間には決まりがなかったため、休憩を申し出て、長男の授乳とおむつ替えをさせてもらうことにしました。撮影をお願いしていたスタジオは、ショッピングモールの一角にあったため、他の専門店と共同で使っている設備の整った授乳室がありました。

お宮参りの重くて暑い衣装を脱がせ、ギャンギャン泣いて我を失っている長男を連れて、授乳室に行きます。

オムツを交換した後、授乳できる体勢になっても、大号泣で飲もうとしない長男。色々姿勢を変え、あの手この手で奮闘すること10分、やっと飲んでくれました。
大号泣で汗もかき、疲れている様子でした。おとな(主に母)の都合で振り回されている長男が気の毒になってきました。

中断から30分後、撮影を再開しました。

授乳効果で一瞬泣きやむも再び大号泣

授乳をし、少しだけ気持ちを持ち直した長男。再びお宮参りの衣装を着て、数枚泣かずに写真を撮ることができました。

数枚泣かずに写真を撮れたところで、再び大号泣が始まります。

また歌のお兄さん・お姉さんのテンションでなだめてくれるスタジオアリスのスタッフ。長男は泣きやみません。

「もう写真撮影はやめてください。」母がやっと言いました。

撮影中断の言葉を聞いたスタジオアリスのスタッフは、「後日撮影にしますか?撮影料は追加でかかりませんので。」と教えてくれました。

スタジオアリスでは、長男のように泣いて撮影が中断になってしまう子どもの救済策として、後日続きを撮ることになっても、撮影料(2019年4月3日現在 3,240円)の追加を免除してくれるシステムになっています。

せっかく後日撮影の提案をしてもらったのですが、丁重にお断りしました。撮影を嫌がっている長男を、もう一度スタジオアリスに連れて行く気持ちにはなれませんでした。

一生懸命泣いて嫌だってアピールしてたのに、無理に撮影を続けてごめんね、いっくん。

奇跡的に撮れたお宮参りの1枚

撮影が終わったところで、その日に撮った全データを見せてもらいます。

見事に残念な顔ばかりでした。数枚泣いていない写真があるものの、まばたきしていたり、しかめっ面になっていたり。

その中に1枚だけ、真顔で写ることができた長男の写真がありました。奇跡的に撮れた真顔の1枚を、お宮参りの記念写真として頂くことにしました。

会社の福利厚生でもらった無料券を使うだけで、追加料金はかかりませんでした。苦労して撮ってもらったのに、お金にならない客ですみません。

長男の頑張りのおかげで、お宮参りの記念写真が撮れました。しかめっ面で写っているお宮参りの写真は、長男が3才になった今ももろこし家に飾られています。

大切な思い出の写真です。スタジオアリスさん、ありがとうございます!

スタジオアリスで写真撮影をした感想

スタジオアリスの写真撮影は、相性の合う合わないが大きく別れると思いました。
長男の前に撮影していた子はニコニコでしたし、3才ぐらいの女の子が楽しそうに衣装を選んでいました。長男ほどではありませんが、泣いてなかなか撮影が進まない子もいました。

スタジオアリスは相性が合う子には、衣装もたくさんあるし、良い写真館だと思います。本格的に撮影する写真館より、お値段もリーズナブルですし。(全部無料で撮影してしまった私が言うのもなんですが…。)

ただ、長男に限っては、自然体に撮影できるところが向いていたようです。そんな大惨事のスタジオアリスでの写真撮影でした。

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